「はめふら」以上!?悪役令嬢系「原点」にして「頂点」謙虚、堅実をモットーに生きております!

レビュー
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

2020年春にアニメ化された、小説家になろう発の、いわゆる悪役令嬢ものの作品である。

主人公は、見知った乙女ゲームの世界に転生する。
それも、ゲームでは必ず破滅し、不幸な結末を迎える悪役令嬢として、生まれてしまうのだ。

主人公は破滅しないために、ゲームのフラグを回避していく…という作品だ。

昨今では異世界でチート能力を使って無双する小説が次々とアニメ化されていて、見飽きていたのだろう。

悪役令嬢ものは「新鮮で面白い」と評判で、人気も上々だ。

しかし、なろう民は皆、同じことを思っていた。

「いやいや、悪役令嬢ものにはアレがあるぞ」

と。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
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そもそも悪役令嬢ものって何?

悪役令嬢ものは、異世界転移、転生ジャンルの派生カテゴリだ。

現在の小説家になろう内でのジャンルでは「異世界(恋愛)」にあたる。

分かりやすく言うと、

男性に人気なのが「異世界チート」
女性に人気なのが「悪役令嬢」

という、なろうの一大ジャンルである。

基本的な流れは「はめふら」と同じように
恋愛ゲーム、あるいは恋愛漫画の世界で悲惨なラストを迎える悪役令嬢キャラに転生してしまい。没落や破滅を回避するために主人公が行動を起こす。というジャンルだ。

異世界チートものが流行ったように、比較的自由度が高く見せ場を作りやすい構成に、作者サイド、読者サイド両方で、大いに流行した。

その悪役令嬢ものには「伝説」の作品がある。

謙虚、堅実をモットーに生きております!
異世界転生 恋愛 学校/学園 悪役お嬢様 御曹司 庶民 少女マンガ 生徒会 牡丹

謙虚、堅実をモットーに生きております!
という作品だ。

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悪役令嬢もの「原点」で「頂点」の作品

「謙虚堅実」は、小説家になろうをそこそこ長く読んでいる読者で知らない人はいない、というくらい、有名な作品だ。

現在はアニメ化などメディアミックス作品に抜かれてしまったが、アニメ化の流れが来る前までの数年間。
累計ランキングで2位に君臨し続けていた(1位は無職転生)
2020,5,26現在でも累計14位であり、これは悪役令嬢ものでは一番高い順位である。

しかも、現在アニメ化はおろか、書籍化すらしていない。

女性読者から絶対的な支持を受け、また、男性ファンも多い。

悪役令嬢ものでは初期のころの作品であり、ブームの火付け役だ。
連載開始は2013年7月で、これは「はめふら」の2014年7月よりも約1年早い。

もっとも、この記事は「はめふら」を批判するものでは決してない。なろうでは人気になった作品は1ジャンルへと昇華され、後発によって盛り上げられていくものだからだ。
そうしてジャンルの作品数が増えることによって「はめふら」などの名作が生まれ、世に出ていく。

しかし、「謙虚堅実」は書籍化していない。

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なんで書籍化していないの?

これには明確な理由がある。

なろうでは珍しくもない話ではあるが

作者が失踪しているのだ。

作者を責めることはできないだろう。
なろうというサイトは、あくまでボランティア。
無料公開であり、いくら書いても、当時作者に1円たりとも入ることはなかった。

さらに、作者と連絡が取れない以上、何か実生活で問題が起きた可能性も捨てきれない。
せめて、病気やケガではないことを祈るばかりだ。

だから、書いてくれたことへの感謝こそすれ、批判などできようもない。

しかし、惜しい気持ちもある。

「エタる」という言葉が使われるが、作品は永遠(エターナル)に完結することなく、我々は結末を知ることはできない。

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盛り上がる二次創作界隈

私と同じ気持ちの読者が多かったのだろう。

書籍化すらしていない作品としては異例の数の二次創作作品が、投稿サイトやTwitterを中心に、投稿されている。また、ファンアートも多い。

「続きが知りたい」「せめて私たちの想像でもいいから登場人物にハッピーエンドを」

そんな思いから、本編の更新停止から2年以上経っても、ファンの熱は収まっていない。

いつか、いつか夢が叶うのなら。
偉大な作者様がネットに戻ってきたとき、皆でまた盛り上がりたいものだ。

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